日本語文法学会 第24回大会シンポジウム(言語系学会連合共催)
「意味論研究の新地平」
企画趣旨:
意味に関する研究は,大きく分けて,用法基盤的な言語観と親和性が高い認知言語学と,記号処理的なアプローチをとる形式意味論の流れとがある。言語学の隣接分野の一つである自然言語処理の研究の発展により,この二つの研究の流れはいずれも新しい局面を迎えている。本シンポジウムでは,このような潮流の最先端の研究を紹介し,意味の研究の,日本語文法(そして、より広く言語学)の中での位置づけを考え直し,隣接分野との接点がどこにあるかを整理し直すきっかけとしたい。
◆コーディネータ・司会:窪田悠介(国立国語研究所)
◆講師(50音順):大谷直輝(東京外国語大学),峯島宏次(慶應義塾大学)
◆コメンテータ:三宅知宏(大阪大学)