大会
日本語文法学会第26回大会
| 会長 | 三宅 知宏 |
| 大会委員長 | 岡﨑 友子 |
| 開催校責任者 | 丸山 岳彦 |
| 日時 | 2025年12月20日(土)・21日(日) |
| 会場 | 専修大学 神田キャンパス 10号館(〒101-8425 東京都千代田区神田神保町3丁目8) 【会場地図】 【Googleマップ】 |
参加申し込み
第26回大会は,事前の大会参加申し込みが必要です。申し込みはすべてPeatix(外部サイト)からお願いいたします。
【申し込み締め切り】(大会参加・懇親会ともに同日締め切りです)
コンビニ/ATM払い 2025年12月9日(火)
クレジット払い 2025年12月10日(水)
シンポジウムのみ参加の方・大学の学部生の方(無料) 2025年12月10日(水)
【研究発表・パネルセッションへの参加】【シンポジウムのみの参加】
下記サイトからご自身に該当する種別のチケットを選択し,ご購入ください。
※12/21(日)午後のシンポジウム(無料一般公開)のみに参加ご希望の方は,「シンポジウム(無料)のみ参加の方」のチケットをお選びください。
➡️【日本語文法学会第26回大会参加申し込みページ(Peatix)】
参加費:
会員で専任職にある方 ¥2,000
会員で専任職にない方(大学院生・非常勤職・退職者等) ¥1,000
非会員の方 ¥3,000
大学の学部生の方 無料
シンポジウム(無料)のみ参加の方 無料
※会員・非会員とも当日参加の場合:一律3,000円
【懇親会への参加】 ※事前申込のみ。当日参加はできません。
➡️【日本語文法学会第26回大会懇親会参加申し込みページ(Peatix)】
参加費:
一般 5,000円
学生 3,000円
- 日本語文法学会では,参加受付にPeatix(ピーティックス)という外部のサービスを使用しております。大会および懇親会の参加申し込みには,Peatixへの会員登録が必要です。
- 上記Peatixへのリンクから申し込みページにアクセスし,「大会」および「懇親会」のチケットの種別を選択して,お支払いの手続きまで進んでください。支払い手続きが済むと,Peatixに登録したアドレスにメールが届きます(Peatixのマイページでも確認できます)。
- パソコンの場合は,ブラウザ上で手続きをしてください。スマートフォンの場合は,ブラウザ上で手続きが可能です(アプリでも可能ですが,アプリをダウンロードしなくても手続きは可能です)。
- 12月19日(金)までに,ご登録いただいたメールアドレスに予稿集(PDF)の閲覧用URL,大会当日の受付方法などのご連絡をさしあげます。
- 予稿集の冊子体については,大会後,事務局よりご案内いたします。
- 問い合わせ先:日本語文法学会事務局 nihongo.bunpo.taikai [at] gmail.com
(メールアドレスのアットマークはスパム対策のため[at]に換えております。アドレスのコピー&ペーストの際には打ち換えてご使用ください。)
プログラム
2025年12月20日(土)午後(10号館)
| 12:30 | 【受付開始】 (10号館 7階ホール) |
| 13:00-18:10 | 【研究発表】 (10号館 8・9階) |
| ■A会場 (10号館 8階 10081) |
司会:野間 純平(島根大学) |
| 13:00-13:40 | 宮田 瑞穂(無所属) 比喩にかかわる用法における「もう」の分析―「もはや」との対比を踏まえて― |
| 13:50-14:30 | 米村 雪乃(東京外国語大学大学院生) 石川県能登地方七尾方言のゼロ格について |
| 14:40-15:20 | 【招待】大槻 知世(静岡大学) 日本語の使役形式の地域差―-(s)as, -(s)aseを中心に― |
| (休憩) | |
| 司会:中川 奈津子(九州大学) | |
| 15:50-16:30 | 阪上 健夫(東京大学大学院生) 山梨県奈良田方言の終助詞「ニ」の用法と意味機能―理由の接続助詞からの派生過程に着目して― |
| 16:40-17:20 | 李 強楠(関西大学大学院生) 「Vてくれる/あげる」構文における恩恵と動作の受け手の重層構造が引き起こす習得困難点―恩恵と動作の受け手の混同・ニ格とノタメニ格の混同において― |
| 17:30-18:10 | 丹野 靖大(東北大学大学院生) 主題のみからなる疑問文について |
■B会場 (10号館 8階 10082) |
司会:岩田 美穂(就実大学) |
| 13:00-13:40 | 角出 凱紀(京都大学大学院生) 日本語における疑似接辞[マンモス]の発達について―用法基盤モデルに基づく分析― |
| 13:50-14:30 | 陳 星宇(名古屋大学大学院生) 接続助詞「と」の淵源―同時の意を表す「と等しく」はなぜ「に等しく」でなかったか― |
| 14:40-15:20 | 池田 來未(神戸大学) 複合動詞「~ツクス」の通時的変遷 |
| (休憩) | |
| 司会:林 淳子(東京大学) | |
| 15:50-16:30 | 【招待】福嶋 健伸(実践女子大学) 古代日本語における動詞基本形の捉え方―不完成相か、完成相か、〈未来〉を表すのか― |
| 16:40-17:20 | 山下 大希(名古屋大学大学院生) [移動領域]補語の助詞標示の変遷―非制御的な移動動詞を中心に― |
| 17:30-18:10 | 幸松 英恵(東京外国語大学) ノダ文の「原因・理由」提示用法の変遷について |
| ■C会場 (10号館 9階 10091) |
司会:窪田 悠介(国立国語研究所) |
| 13:00-13:40 | 坂本 瑞生(東北大学大学院生)・山下 大希(名古屋大学大学院生) 日本語において抽象格と形態格を区別する意義―無助詞の分析― |
| 13:50-14:30 | 包 雅梅(華東理工大学) 数量形容詞“多い”と“少ない”の非対称性―肯定・否定極性形容詞のスケール構造の違いに基づいて― |
| 14:40-15:20 | 李 依格(大阪大学大学院生) 話し言葉における否定ていねい形の選択メカニズム―一般化線形混合モデルによる検討― |
| (休憩) | |
| 司会:田川 拓海(筑波大学) | |
| 15:50-16:30 | 孫 思琦(総合研究大学院大学大学院生)・井戸 美里(国立国語研究所)・窪田 悠介(国立国語研究所) 談話戦略としての認識の是正―カラの文末用法の分析― |
| 16:40-17:20 | 黄 銘君(北海道大学大学院生) 非情物主語における再帰的使役表現の成立可能性―所有傾斜制約の再検討― |
| 17:30-18:10 | 【招待】大島 デイヴィッド義和(名古屋大学) 現代日本語の尺度的累加量化詞について―類推・添加・最低条件用法の再考― |
| ■D会場 (10号館 9階 10092) |
司会:堤 良一(岡山大学) |
| 13:00-13:40 | 松本 優(名古屋大学大学院生) 不明確項指示用法の不定語と指示詞の照応について |
| 13:50-14:30 | 新山 聖也(筑波大学非常勤研究員) 結果相を表すテアル文における動作主―動作主不在説の検討― |
| 14:40-15:20 | 周 世超(三重大学特任講師) 「さすがに」の意味・機能の細分化について |
| (休憩) | |
| 司会:陳 秀茵(東洋大学) | |
| 15:50-16:30 | 上田 地平(関西大学大学院生) 動詞「終わる」の意味拡張と構文の変化 |
| 16:40-17:20 | 張 明(川村学園女子大学) 「はといえば/はというと」はいつ使われるのか |
| 17:30-18:10 | パリハワダナ ルチラ(京都大学) 形式名詞の無助詞用法 |
2025年12月20日(土) 懇親会
| 18:30-20:00 | 【懇親会】(10号館 16階 相馬永胤記念ホール) |
2025年12月21日(日)午前(10号館)
| 9:00 | 【受付開始】(10号館 7階 ホール) |
| 9:30-11:30 | 【パネルセッション】(10号館) |
| ■A会場 (10号館 8階 10081) |
(大会委員会企画)日本語学と形式意味論をつなげる―GrammarXivデータベースの活用の可能性― |
| 司会 | 田中 英理(大阪大学) |
| 発表1 | 田中 英理(大阪大学) 導入・背景の説明 |
| 発表2 | 水谷 謙太 (愛知県立大学)・井原 駿 (津田塾大学) 最上級修飾語「少なくとも」をめぐって |
| 発表3 | 窪田 悠介 (国立国語研究所) 対比のハをめぐって |
| ■B会場 (10号館 8階 10082) |
(一般)方言におけるノダ相当形式の対照研究 |
| 司会 | 野田 春美(神戸学院大学) |
| 発表1 | 野田 春美(神戸学院大学) 本パネルセッションの趣旨と概要 |
| 発表2 | 江口 正(福岡大学) ノダ相当形式にコピュラが現れにくい方言―福岡県福岡市方言― |
| 発表3 | 田附 敏尚(神戸松蔭大学) 複数のノダ相当形式がある方言―青森県五所川原市方言― |
| 発表4 | 野間 純平(島根大学) ノのない方言における「ノダ文」―山梨県早川町奈良田方言・島根県出雲市平田方言― |
2025年12月21日(日) 会員総会 大会式典
| 12:50-13:10 | 【会員総会】(10号館 3階 黒門ホール10031) |
| 13:10-13:30 | 【大会式典】(10号館 3階 黒門ホール10031) |
2025年12月21日(日)午後
| 13:40-17:10 | 【シンポジウム】(10号館 3階 黒門ホール10031) |
| 日本語文法学会第26回大会シンポジウム(言語系学会連合共催,一般無料公開) 日本語文法研究は何がどう進化しているのか |
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| 趣旨 | 過去の学会誌や研究会誌を眺めていると,現在とは異なる分析手法や分析内容があることに気づかされる。あるいは,昔なら採用されていたが,現在ならやや難しい…というものもあるかもしれない。 過去の研究と現在の研究を比較した際の上記の気づきをかりに進化と呼ぶとすれば,日本語文法はこの数十年間で進化している部分が多々あるとともに,変わらない部分もある。本シンポジウムでは,複数の分野,領域から,進化している部分と変わらない部分,あるいは今後の進化の可能性について,じっくり議論を行いたい。 |
| 講師1 |
衣畑 智秀(福岡大学) 仮説検証としての文法史研究 |
| 講師2 |
中俣 尚己(大阪大学) 日本語文法研究はデータをどのように扱ってきたか |
| 講師3 |
三宅 知宏(大阪大学) 文法研究における「記述」とその展開 |
| コメンテーター | 田川 拓海(筑波大学) |
| 企画・司会 | 建石 始(神戸女学院大学) |
※ 両日とも,書籍展示・交流会場・休憩室を開設する予定です。
※ 第26回大会は,原則として事前の参加申し込みが必要です。
大会参加費は会員で専任職にある方は2,000円,専任職にない方(大学院生・非常勤職・退職者等)は1,000円です。当日参加の会員・非会員(事前・当日申し込みとも)は3,000円です。なお,大学の学部生は無料です(事前申し込みが望ましいが当日参加も可能。当日,受付で学生証の提示が必要)。シンポジウムのみの参加も無料です(事前申し込みが望ましいが,当日参加も可能)。
※書籍展示会場への入室のみの参加は無料となっています(事前申し込み不要)。(青字部分10月21日追記)
※ 予稿集をデジタル化します。参加申し込みをいただいた方に予稿集PDFの閲覧URLをお知らせします。
※ 大会参加費・大会参加申し込みの方法や,大会プログラムの更新情報は,随時,学会ホームページ(「大会」ページ)・会員一斉メールでお知らせしていきます。