学会誌『日本語文法』

『日本語文法』投稿と査読の体制について

投稿要領より一部抜粋してご紹介いたします。

  • 投稿原稿の内容
     日本語文法とその関連領域に関する未公刊の原稿に限ります。
  • 投稿原稿の種類
     研究論文
     研究ノート(問題提起,調査報告,技術情報の公開,萌芽的な研究など)
  • 使用言語
     日本語または英語
  • 投稿原稿の分量
     研究論文 16ページ以内(400字詰め原稿用紙40枚以内にほぼ相当)
     研究ノート 8ページ以内(400字詰め原稿用紙20枚以内にほぼ相当)
  • 投稿の締め切り
     毎年4月1日と10月1日
  • 採用・不採用の決定
     投稿された原稿は,学会誌委員3名(学会誌委員会が依頼した学会誌委員以外を含むことがある)が,査読要領に従って査読します。著者の氏名は査読者には知らされません。査読者の氏名も著者に知らされません。
     査読結果は,採用,修正採用,修正再査読,不採用のいずれかとし,原則として投稿の締め切りから2か月以内に著者に通知します。

※上記は抜粋ですので,実際にご投稿になる場合は,投稿要領のページの各事項をご確認ください。

  • 学会誌委員会 (2022年度~2024年度)
    青木 博史(委員長,九州大学)
    安部 朋世(副委員長,千葉大学)
    佐々木 冠(副委員長,立命館大学)
    庵 功雄(一橋大学)
    岩男 考哲(神戸市外国語大学)
    大木 一夫(東北大学)
    大西 拓一郎(国立国語研究所)
    岡部 嘉幸(成蹊大学)
    衣畑 智秀(福岡大学)
    甲田 直美(東北大学)
    今野 弘章(学習院大学)
    齊藤 美穂(神戸大学)
    佐野 由紀子(静岡文化芸術大学)
    澤田 浩子(筑波大学)
    高木 千恵(大阪大学)
    高梨 信乃(関西大学)
    建石 始(神戸女学院大学)
    堤 良一(岡山大学)
    橋本 修(筑波大学)
    舩木 礼子(神戸女子大学)
    本多 啓(神戸市外国語大学)
    眞野 美穂(大阪大学)
    森 篤嗣(武庫川女子大学)
    八亀 裕美(琉球大学)
    矢島 正浩(愛知教育大学)
    吉田 永弘(國學院大学)

最新号:23巻1号(2023年3月発行)

発売元:くろしお出版  価格:3,500円+税

※おことわり:最新号およびバックナンバーは事務局では取り扱っておりませんので,書店や学会の書籍販売でお求めいただくか,もしくはくろしお出版へお問い合わせください。

バックナンバーはこちらをご覧ください。

最新号(23巻1号)掲載論文一覧

研究論文 特集 日本語教育

文法的な見方を活かす授受動詞の日本語教育設計
菊地 康人・前原 かおる
学習過程における「モヤモヤ感」について
劉 志偉
日本語教育における存在表現の導入
渡辺 誠治
ハンガリー語を母語とする日本語学習者の謝罪場面における言語化傾向
吉成 祐子・江口 清子

研究論文

現代日本語の発話末に現れる感動詞「え」
落合 哉人
まとめあげを行う文頭のト:引用由来の接続表現として
髙谷 由貴
近世後期洒落本に見る丁寧語の運用とその地域差:京都・大坂・尾張・江戸の対照
森 勇太
アスペクト依存ヴォイス関数と経験主指向性
宮腰 幸一
「るなら」と「たなら」の使い分け
尹 聖樂
存在文における名詞句の指示性と主題導入機能
ニアムチャラーン ニーラチャー
接続助詞「のを」「ところを」「ものを」の対比性
松下 光宏
V方ヲスル構文における解釈の二重性:構文文法的アプローチ
小薬 哲哉

チュートリアル

第5回 日本語教育文法:多様さの中で自身の立場をもつ
高梨 信乃