第17回大会

日本語文法学会第17回大会

会長  森山 卓郎
大会委員長  前田 直子
開催校責任者  野田 春美
日時:  2016年12月10日(土)・11日(日)
会場:  神戸学院大学 ポートアイランドキャンパス(〒650-8586  神戸市中央区港島1-1-3)
12月10日(土)  第17回シンポジウム
12月11日(日)  午前(パネルセッション/チュートリアル) 午後(研究発表)

2016年12月10日(土)
会場:D号館

12:30- 受付(D号館3階エレベーター前)13:00までにご着席ください。
13:00-13:15 挨拶・事務連絡(D号館 D301)
13:15-17:15 第17回シンポジウム「文法性判断に基づく研究の可能性」
講師1・講師2: 上山あゆみ (九州大学) ・ 傍士 元 (南カリフォルニア大学)
 「容認可能性と言語理論の説明対象」
講師3: 宮地朝子 (名古屋大学)
 「日本語史研究と文法性判断」
指定討論者: 金水 敏 (大阪大学)
司会: 三宅知宏 (大阪大学)
17:20-17:50 会員総会(D号館 D301)
18:00-19:30 懇親会(ジョリポー(B号館1階))

2016年12月11日(日)午前
会場:D号館

10:00-12:00 パネルセッション/チュートリアル
■パネルセッション  
■A会場
 (D301)
テーマ
 「構文と意味の拡がり」
司会
 天野みどり (大妻女子大学)
発表
 天野みどり (大妻女子大学)
  「趣旨説明と総論」
 早瀬尚子 (大阪大学)
  「分詞表現の談話標識化とその条件」
 本多 啓 (神戸市外国語大学)
  「内の関係と紛らわしい縮約節構造について」
 志波彩子 (名古屋大学)
  「知覚動詞「見える」の構文タイプとネットワーク―知覚・思考・存在・様態・比喩・推定・仮想―」
指定討論者
 益岡隆志 (関西外国語大学)
■チュートリアル
■C会場
 (D312)
テーマ
 「琉球語文法の概説」
講師
 當山奈那 (沖縄国際大学/日本学術振興会)
■D会場
 (D306)
テーマ
 「日本語における言語形式の單位―形態音韻論の觀點から―」
講師
 黒木邦彦 (神戸松蔭女子学院大学)
12:00-13:15 昼食休憩

2016年12月11日(日)午後
会場:D号館

13:15-17:00 研究発表
■A会場
 (D301)
司会:前田直子 (学習院大学)
13:15-13:55 【招待】 大木一夫 (東北大学)
平安時代日本語「ぞ」係結試論
14:00-14:40 【招待】 佐藤琢三 (学習院女子大学)
副詞「さぞ」と仮想的な知覚
14:40-14:50 (休憩)
司会:三宅知宏 (大阪大学)
14:50-15:30 金 恵珍 (東京外国語大学大学院生)
日本語「N+V」型複合名詞における意味の転移について
15:35-16:15 阿久澤弘陽 (筑波大学大学院生)
コントロール述語における項転移現象と前提性
16:20-17:00 三原健一 (大阪大学名誉教授・京都ノートルダム女子大学客員教授)
コラボレーション発話行為文としての「裸のハ」構文
■B会場
 (D313)
司会:下地賀代子 (沖縄国際大学)
13:15-13:55 落合哉人 (筑波大学大学院生)
若者同士の雑談におけるLINE と実際の会話の接続詞使用について
14:00-14:40 高谷由貴 (大阪大学大学院生)
複文構造からみた接続表現の分析―『太陽コーパス』におけるソレデ/デ―
14:40-14:50 (休憩)
司会:舩木礼子 (神戸女子大学)
14:50-15:30 藏本真由 (関西大学大学院生)
前接要素にみる「気がする」の意味変化
15:35-16:15 張 明 (学習院大学大学院生)
字音接頭辞「現」に関する一考察
16:20-17:00 白岩広行 (上越教育大学)
7時間の談話資料からわかること―福島県伊達市方言の受身関連表現について―
■C会場
 (D312)
司会:青木博史 (九州大学)
13:15-13:55 麻 子軒 (大阪大学大学院生)
文章レベルによる無生物主語他動詞文の成立要因―有生物他動詞文との比較を通して―
14:00-14:40 今田水穂 (文部科学省・教科書調査官)
アノテーションデータの重ね合わせによるガ格の生起位置・形態の分析
14:40-14:50 (休憩)
司会:仁科 明 (早稲田大学)
14:50-15:30 坂野 収 (青山学院大学大学院科目等履修生)
日本語名詞述語文の統語構造―「人魚構文」「ノダ構文」から考える―
15:35-16:15 野口雄矢 (大阪大学大学院生)・井原 駿 (大阪大学大学院生)
副詞「どうか」の共起性と意味―命令形式文の意味をもとに―
16:20-17:00 野呂健一 (高田短期大学)
重複副詞「ほぼほぼ」の意味と用法
■D会場
 (D306)
司会:今野弘章 (奈良女子大学)
13:15-13:55 大工原勇人 (中国人民大学)
フィラー「コー」における心内情報処理
14:00-14:40 甲斐ますみ (University of Guam)
自然発話における語の中断
14:40-14:50 (休憩)
司会:志波彩子 (名古屋大学)
14:50-15:30 三好伸芳 (筑波大学大学院生)
感動文における連体修飾要素の意味的性質
15:35-16:15 中村真衣佳 (北海道大学大学院生)
色彩名詞の連体修飾[色彩N1+の+N2]―「赤の絵具」と「絵具の赤」の意味用法の違い―
16:20-17:00 ――――この時間の発表はありません――――