『日本語文法』22巻
22巻1号(2022年3月)
研究論文 特集 方言文法
- 琉球語幸喜方言の擬声擬態動詞
- 狩俣 繁久
- 「~てナンボ」の意味・機能:ウェブコーパスを用いて
- 井上 直美
- 岩手県遠野方言と韓国語の〈推量〉の表現について
- 高田 祥司
研究論文
- <聞き手行為+テモラッテモイイ>構文を発話する話し手の4タイプ
- 小井 亜津子
- 終助詞「や」の機能再考:「わ」との比較を通して
- 蓮沼 昭子
- 繋辞の新しい活用体系
- 中村 真衣佳
- 副詞タシカの語史
- 古田 龍啓
- 新聞投書における文末の「と思う」の機能
- 金沢 じゅん
- 「素人相手」「ダイエット目的」などの表現について:役割の値を指定する「名詞+名詞」複合語
- 氏家 啓吾
チュートリアル
- 第4回 俯瞰する方言文法研究:既存の方言資料からの問題発見
- 日高 水穂
日本語文法学界の展望(2018~2020)【前編】
- 現代語
- 堤 良一
- 日本語教育
- 岩田 一成
22巻2号(2022年9月)
研究論文
- いわゆる詠嘆のモをめぐって
- 西畑 宏紀
- 名詞「試合」の助数詞への用法拡張
- 田中 佑
- 使役表現における「-(s)asu」形態の使用実態:『日本語日常会話コーパス』の調査
- 王 慧雋
- 複雑述語の補文構造と範疇形式
- 新山 聖也
- アスペクト解釈に対する副詞の影響:モウ,モウスグ,スグを対象に
- 宮田 瑞穂
- 日本語の複数動作の表現と意味の構造
- 宮城 信
- 否定的文脈に用いる「何が/何の」の史的展開
- 深津 周太
【小特集 スタイル】
- スタイルを組み込んだ文法研究:ことばに働く2つの力に注目して
- 渋谷 勝己
- 学術論文叙述のスタイル
- 福沢 将樹
- 多様な形式の発話文合成を実現する辞書とツール
- 佐藤 理史
【書評論文】
- 吉田永弘著『転換する日本語文法』
- 矢島 正浩
【日本語文法学界の展望(2018~2020)】
- 古典語・歴史
- 吉田 永弘
- 方言
- 松丸 真大