第23回大会シンポジウムのお知らせ(2022年7月17日)

日本語文法学会 第23回大会シンポジウム(言語系学会連合協賛)

「ジャンルと文法―文法を揺るがす・形づくる・とどめる」

(企画趣旨)
いわゆる「ジャンル」と「文法」の関係は,古くて新しい,常に問い直されている問題である。ジャンル(テクストタイプ・文体・レジスターなど)は,運用上の条件を象徴する類型として,日本語の文法を揺るがし,形づくり,とどめてきた。またその一方,文法(文タイプ)の中にはジャンル特有のものもあり,こうした文の意味・機能がジャンルの性質(そのジャンルらしさ)にも寄与している。様々な「ジャンル」へのまなざしから,日本語の文法や構文・文型との関わりについて自由に発題をいただき,文体と文法の関係を改めて考えてみたい。

司会:志波彩子(名古屋大学)
講師(50音順):
   揚妻祐樹氏(藤女子大学)
   石黒圭氏(国立国語研究所・一橋大学)
   大江元貴氏(金沢大学)

○無料公開です。たくさんの方のご参加をお待ちしております。参加方法は今後のお知らせにご留意ください。

日本語文法学会大会委員会