「投稿要領」の一部改訂に関するお知らせ(2022年3月23日)

 この度,学会誌『日本語文法』の「投稿要領」の「6. 投稿原稿の書き方」を一部改訂することにいたしましたので,お知らせします。
 改訂のポイントは,解釈に曖昧さのあった表現を修正し,禁止事項を明確にしたことです。あわせて,従来の表記に不備があった,いくつかの箇所の修正も行いました。
 以下の引用を御参照ください。取り消し線を付した箇所を削除し,下線部のように修正,加筆しました。
 なお,この改訂の内容は,『日本語文法』22 巻1号(2022 年3 月刊行)にも掲載します。

 

6. 投稿原稿の書き方
(1) 書式
 「ワード」または「一太郎」を使用し,なるべく原則として本学会ホームページからテンプレートスタイルファイルをダウンロードして使ってください。ダウンロードできない場合は,縦置きのA4 用紙を用い,できあがり誌面に近い形で原稿を作成してください。日本語の場合は,本文は1 行34 字,1 ページ30 行とし,注や文献は1行40 字,1 ページ33 行を目安にしてください。英語の場合は,本文は1 行66 字,1 ページ30 行,注や文献は1 行80 字,1 ページ33 行を目安にしてください。
 どうしても「ワード」または「一太郎」を使用できない場合は,分量の確認等のため,必ず,本文・注・文献とも「1 行34 字,1 ページ30 行」(英語の場合は,本文・注・文献とも「1 行66 字,1 ページ30 行」)で表示したPDF ファイルをお送りください。
 また,分量の公正性を担保するため,本文内,注・文献内で異なるポイント(大きさ)の文字を混在させたり,1 行字数及び1 ページ行数を変更したり,句読点や括弧を半角にしたりすることを禁止します。
(2) 横書きと縦書き
 原則として横書きで書いてください。ただし,特に必要があるときは縦書きで書くことができます。その場合は2 段組で,1 行24 字,1 段20 行とします。どうしても縦書きで書く必要がある場合は,事前に事務局にお問合せください。
(3) 使用文字
 できるだけJIS 第2 水準までの文字だけを使用してください。機種依存文字( ○付き数字,半角カタカナなど)や外字はできるかぎり使わないようにしてください。また,本文(図表も含む)に太字やゴシック体,網かけなど,特殊なフォントや装飾は使わないようにしてください。ゴシック体は,章,節のタイトルなど,スタイルファイルで指定されている箇所のみでの使用とします。
(4) 句読点
 日本語横書きの場合,本文の句読点は「,」と「。」を使ってください。
(5) 下線
 下線は,実線,点線,波線の3 種類に限ります。
(6) 図表
 図表はなるべくできるだけ当該所に貼りつけてください。貼りつけられないときは,図表を別に用意し,それぞれの図表の挿入所を明示してください。その場合,挿入箇所は該当する分量を空白としてください。
 また図表内の文字は9pt ポイント以上で作成してください。図表内の文字のポイントが確認できない形式での図表の貼りつけは行わないでください。
 また,図表を横に寄せ,空いた箇所に文章を書くといういわゆる「回り込み」は禁じます。
(7) ルビ
 ルビ(ふりがな)の使用は,必要最小限にしてください。
(8) 注と文献の位置
 注は原則として各ページの下におき,文献は本文の後に置いてください。
(9) 要旨
 要旨は,日本語と英語で,結論を中心に書いてください。日本語の要旨は1行40 字で10 行程度とし,英語の要旨は1行80 字で10 行程度を目安にしてください。
(10) キーワード
 キーワードは,日本語と英語で,それぞれ3~6 個つけてください。
(11) ネイティブ・チェック
 日本語および英語のネイティブ・チェックを著者の責任でかならず行ってください。
(12) 謝辞等の記載
 謝辞や,論文執筆までの経緯(研究発表・研究費・助言等)については,投稿時には書かないでください。採用決定後に,規定の分量の範囲内であれば付け加えることができます。記載の仕方は,稿末に「付記」の形式とします。
(13) 著者の秘匿性の厳守
 著者が誰であるか分かるような記述は禁じます。著者の所属あるいは指導教員が分かるような記述も避けてください。著者自身の先行研究に言及する際も,客観的な記述を行ってください。著者の秘匿性が守られていないと判断される場合は論文を受理しないことがあります。