『日本語文法』18巻
18巻1号(2018年3月)
研究論文
- Vスギル構文の統語的条件と解釈
- 東寺 祐亮
研究ノート
- 他動詞可能文における例外的格パターンの出現―主格保持の原則をめぐって―
- 石田 尊・田川 拓海
書評論文
- 仁田義雄 著 『文と事態類型を中心に』
- 有田 節子
- 早津恵美子 著 『現代日本語の使役文』
- 前田 直子
- 青木博史 著 『日本語歴史統語論序説』
- 竹内 史郎
- 野呂健一 著 『現代日本語の反復構文―構文文法と類像性の観点から―』
- 天野 みどり
18巻2号(2018年9月)
特集 日本語文法研究と教育との接点
- 日本語文法研究と教育との接点
- 天野 みどり
- 新しい学説はどのように古典文法教育に貢献するのか―~ム・~ムズの違和感を言語類型の変化とテンス・アスペクト・モダリティ体系の変遷から説明する―
- 福嶋 健伸
- 新しい学説はどのように外国語教育に貢献するのか―モダリティ・心的態度・間接発話行為の日英の違いを言語使用の三層モデルから説明する―
- 和田 尚明
- 日本語教育はどのように新しい日本語文法研究を創出するか―「聞く」「話す」「読む」「書く」ための文法の開拓―
- 野田 尚史
- 言語教育と文法研究との接点―非流ちょう性の研究から発話産出メカニズムの理論へ―
- 砂川 有里子
研究論文
- 現代日本語共通語における終助詞ガ,ダ
- 大江 元貴
- 近世を中心とした受身文の歴史―非当事者の受身の発達とその位置づけ―
- 山口 響史
- 文の階層構造からみたモの周辺的用法の分類
- 榎原 実香
- 「する」の性質に基づく「形容詞ク形+する」の分析
- 新山 聖也
研究ノート
- 「放題」構文の統語構造
- 畠山 雄二・本田 謙介・田中 江扶
書評論文
- 服部隆 著 『明治期における日本語文法研究史』
- 森田 真吾
- 田和真紀子 著 『日本語程度副詞体系の変遷―古代語から近代語へ―』
- 深津 周太
- 村上佳恵 著 『感情形容詞の用法―現代日本語における使用実態―』
- 八亀 裕美
- Kaori TAKAMINE, Putting Adpositions in Place: Sortal Domains and Modifier PPs in Japanese
- 三原 健一