第25回大会(参加者限定ページ)

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日本語文法学会第25回大会

会長 前田 直子
大会委員長 宮地 朝子
第25回大会実行委員会委員長 青木 博史
日時 2024年12月14日(土)・15日(日)
会場 九州大学 伊都キャンパス(〒819-0395 福岡市西区元岡744)
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/campus/ito/
交通・会場案内 九州大学伊都キャンパス交通・会場案内

【大会ポスター】
【事前要旨一覧(研究発表)】
【事前要旨一覧(パネルセッション)】

【大会発表予稿集】

大会プログラム

2024年12月14日(土)午後(イースト2号館1階)

12:30 【受付開始】
13:00-17:10 【研究発表】
■A会場
(D-103講義室)
司会:江口 正(福岡大学)
13:00-13:40 原田 走一郎(長崎大学)
ビールのほうがよく飲みます―“比較”に注目して―
13:50-14:30 有田 節子(立命館大学)
佐賀西部方言の条件節の時制とモダリティ
14:40-15:20 【招待】高田 祥司(秀明大学)
日本語諸方言と韓国語の過去表現のムード的用法
(休憩)
司会:森 勇太(関西大学)
15:40-16:20 佐藤 琢三(学習院女子大学)
時の内部構造と境界―「このごろ」「最近」の類義関係―
16:30-17:10 岡﨑 友子(立命館大学)
現場調査からみる指示詞の指示領域―評価・感情によるコソアの選択―
■B会場
(D-105講義室)
司会:志波 彩子(名古屋大学)
13:00-13:40 大園 雄也(関西外国語大学大学院生)
「てもらう」における恩恵性の背景化と受動性の前景化
13:50-14:30 田川 拓海(筑波大学)
モダリティ形式「方がいい」の形態統語的特徴
14:40-15:20 高 恩淑(獨協大学)
ラレテアル文の構文的な特徴とその意味・用法について
(休憩)
司会:平子 達也(南山大学)
15:40-16:20 【招待】竹村 明日香(お茶の水女子大学)
謡伝書における音声観察―『音曲玉淵集』以外の資料から―
(※横置き版はこちら)
16:30-17:10 竹林 栄実(東京大学大学院生)
「動くと撃つぞ」型条件文について—近世期以降のト条件文における例外—
■C会場
(E-109講義室)
司会:丸山 岳彦(専修大学)
13:00-13:40 中俣 尚己(大阪大学)
文法形式に基づいた日本語文体の多次元的抽出
13:50-14:30 東寺 祐亮(日本文理大学)
幼児における副助詞に対する接続形式の習得時期の差異
14:40-15:20 山本 晃子(立命館大学大学院生)
話し言葉における助数詞の選択に関する一考察―〈枚〉〈本〉〈つ〉〈個〉に注目して―
(休憩)
司会:永澤 済(上智大学)
15:40-16:20 鄧 瑾瑄(京都大学大学院生)
現代日本語における境界直後の「だ」について
16:30-17:10 【招待】森 篤嗣(武庫川女子大学)
普通体応答における「だ」の有無―日本語教育文法として「「だ」は省略」は妥当か―
■D会場
(E-110講義室)
司会:窪田 悠介(国立国語研究所)
13:00-13:40 坂本 瑞生(東北大学大学院生)
助詞「ハ」と文構造が担う主題的意味のタイプ
13:50-14:30 張 琴琴(北海道大学大学院生)
数量詞の追加によるアスペクト性解釈の変化
14:40-15:20 嘉藤 優太(神戸大学大学院生)
日本語関係節の派生と節サイズ
(休憩)
司会:林 淳子(東京大学)
15:40-16:20 池田 尋斗(関西大学大学院生/神戸大学)
可能構文の対象を標示するガ・ヲの交替に情報構造は影響するか―指示距離による検証―
16:30-17:10 佐藤 友哉(清泉女学院短期大学)
経路を表す「を」格の対象性

2024年12月14日(土)

17:20-17:55 【会員総会】(イースト2号館1階 D-103講義室)
総会資料
17:55-18:20 【大会式典】(イースト2号館1階 D-103講義室)
18:30-20:00 【懇親会】(イーストゾーン生協食堂 ビッグスカイ)

2024年12月15日(日)午前(イースト2号館1階)

9:00 【受付開始】
9:30-11:30 【パネルセッション】(イースト2号館1階)
■A会場
(D-103講義室)
(大会委員会企画)副用語の歴史的研究の現在
司会 川瀬 卓(白百合女子大学)
発表1 川瀬 卓(白百合女子大学)
文法史研究としての副詞研究
発表2 林 禔映(全南大学(韓国))
評価を表す陳述副詞の史的展開
発表3 川村 祐斗(愛知淑徳大学)
接続詞における対人的意味の獲得―サレバを事例として―
発表4 川島 拓馬(富山大学)
近代語における接続詞の成立と多様な展開
■B会場
(D-105講義室)
(一般)日琉諸方言の推量表現の諸相
司会 舩木 礼子(神戸女子大学)
発表1 松丸 真大(滋賀大学)
「推量表現共通調査項目」の概要/京都市方言の推量表現
発表2 日高 水穂(関西大学)
広島県三次市方言の推量関連表現
発表3 仲原 穣(琉球大学非常勤講師)
沖縄語首里方言の推量関連表現
発表4 舩木 礼子(神戸女子大学)
高知方言の推量表現
■C会場
(E-109講義室)
(一般)「“よい”文法記述」について考える―分類・周辺・例外・理論といかに向き合うか―
司会 三好 伸芳(武蔵野大学)
発表1 阿久澤 弘陽(京都大学)
分類といかに向き合うか
発表2 大江 元貴(青山学院大学)
周辺といかに向き合うか
発表3 鈴木 彩香(千葉大学)
例外といかに向き合うか
発表4 井戸 美里(国立国語研究所)
理論といかに向き合うか
指定討論者 井原 駿(津田塾大学)
■D会場
(E-110講義室)
(一般)アカデミック・ライティングのための初級文法項目の再学習
司会 高梨 信乃(関西大学)
発表1 高梨 信乃(関西大学)
アカデミック・ライティングのための対比の「は」の再学習
発表2 朴 秀娟(神戸女学院大学)
アカデミック・ライティングのためのテンス・アスペクトの再学習―図表の提示を中心に―
発表3 庵 功雄(一橋大学)
アカデミック・ライティングのための自他の対応の再学習―漢語サ変動詞を中心に―

2024年12月15日(日)午後

12:30-16:00 【シンポジウム】(イースト2号館1階 大講義室II)
日本語文法学会第25回大会シンポジウム(言語学系学会連合共催,一般無料公開)
音韻と文法の両面から見る「ドメイン」―音調句形成を中心に―
企画趣旨  日本語文法の研究は,形態・統語・意味・談話の諸領域において個々に,あるいは,相互に影響し合いながら発展を遂げてきたが,これら狭義の「文法」の諸領域は当然「音韻」とも関連している。近年大きな進展が見られる地理的変種(方言)の記述研究では,狭義の「文法」に「音韻」も加えた広義の文法を記述することが主流になってきており,それによって初めて見えてくる現象間の関連,すなわちインターフェイスの問題に注目が集まるようになってきている。
 本シンポジウムでは,諸変種における「ドメイン」に関わる研究,より具体的には「音調句」と呼ばれる音韻的ドメインの形成と,形態的・統語的諸現象との関連に着目した諸研究を紹介し,それらをもとに,文法と音韻のインターフェイスに関わる諸問題について議論する。そうした議論を通して,文法研究において「文法」と「音韻」とのインターフェイスに注目することの重要性を,今一度確認したい。
趣旨説明 このシンポジウムで何を議論するのか
シンポジウムの当日配布資料(のリンク)
講師1 木部 暢子(人間文化研究機構)
「音調単位」と「文節」―西南部九州二型アクセントからの提言―
講師2 松倉 昂平(金沢大学)
北陸方言のアクセントの実現領域―韻律的単位と形態統語的単位の不一致―
講師3 下地 理則(九州大学)
「文節」概念を超えて—都城方言の韻律記述試論—
企画・司会・コメント 平子 達也(南山大学)
シンポジウム質問フォーム ・講師への質問をお寄せください。
・シンポジウムでの質問は,質問受付フォームから受け付けます。
・予稿集をご確認のうえ,シンポジウム開始前に質問をお送りいただくことも可能です。

書籍展示・休憩室

書籍展示は12月14日(土)・15日(日)ともイースト2号館1階で行います。
参加者休憩室は12月14日(土)・15日(日)ともイースト2号館1階 E-112にございます。